毎日の癒しと笑いをくれる猫さまとの生活。
実は「うちの子だけ」と思っていた行動や習慣、多くの猫飼いさんが「あるある!」とうなずく共通の出来事だったりします。
この記事では、共感ポイント満載の「猫あるある」を15個ご紹介!
行動の理由もちょこっと解説しています。
おうちの猫さまは何個当てはまりますか?
夜中に突然の大運動会

家じゅうを駆けまわり、カーテンによじ登り、飼い主を飛び越え。人間は明日早起きなんだけど…
もともと夜行性(薄暮性)の猫さまは、狩りの時間が「深夜~早朝」なんです。
なのでこれは正常運転、飼い主の都合は知りません。
しかも昼間たっぷり寝てるので、エネルギーは満タン!
トイレ掃除した直後に即IN
ピカピカに掃除した瞬間「今がチャンス!」と駆け込んでくる。
猫はキレイ好きですが、自分の匂いがついていない場所は「再マーキングが必要」と考えます。
掃除したばかりのトイレは「使わずにはいられない」特等席なんですね。
入ってるのにごはん皿の前で鳴く
真ん中しか食べないのに「空ですアピール」してくる場合も。
「この部分は食べない主義なの」と宣言するかのように、特定の場所だけ残す職人芸。
ごはんの配置や見た目が気に入らないのかもしれません。
ちなみにうちの子は、お皿をフリフリしてカリカリを真ん中に寄せると食べます。
パソコンの上でくつろぐ

オンライン会議中、上司が話してる時に限って「ここ私の席ね♪」
寒がりな猫さまは、適度に温かいパソコンが大好きです。
そして、人間が一番集中してる時こそ注目を集めたくなるみたい。
飼い主が必死に「どいて〜」と言って、優雅な寝顔で無視されるのまでがお約束ですね。
高い場所から見下ろしてくる
冷蔵庫の上、棚のてっぺん、カーテンレール…「上」ってそんなにいいの?
猫の先祖はもともと森で生活していたので、木の上のような見晴らしの良い場所から周囲を確認できると安心します。
まるで「この家の支配者は私よ」と言わんばかりの威厳ある佇まい。
「いつのまに!?」という場所で悠々とくつろぐ姿は、猫ならではのセレブ感を感じさせます。
甘えてたのに突然猫パンチ
ゴロゴロ→すりすり→バシッ!え、なんで?
猫さまは感情のオンオフが超高速!
「もう十分♪」から「触らないで!」にスイッチが切り替わるとパンチが出ます。
「撫ですぎた?」「触っちゃいけない場所だった?」と振り回されつつも、許しちゃうのが飼い主ですね。
「開けて閉めて」の無限ループ
ドアの前で「開けて〜!」と大騒ぎ、開けると「……やっぱいいわ」。
猫にとって「閉じられた場所」は好奇心の対象。
閉まってる=中が気になる=開けたくなる、けれど目的は「ドアを開けさせること」かもしれません。
開いた瞬間に満足して「中身」はどうでもよくなるのか、飼い主をリモート操作して満足しているのか…?
猫じゃらしに完全無反応な日
やる気ゼロ、目すら動かさないプロ無視スタイル。
「遊んでよ〜」と持っていっても、わざとらしく顔を背けることすらあるのが猫さまです。
猫の遊びモードは、100パーセントその日の「気分」次第。
この駆け引きも、猫との暮らしの醍醐味かもしれませんね。
何もない空間をじーっと見つめる

突然動きを止めて、壁や天井の一点をじーっ。霊的なナニカ…!?飼い主ちょっとビビるやつ。
「人間には見えない何かが見えているの?」とゾクッとする瞬間。
実は小さな虫や光の反射、人間には聞こえない音などの刺激に反応している可能性が高いんです。
ときどき見せる神秘的な姿に「うちの子、特別な能力持ってるかも」と密かに思ってしまいますね。
急に猛ダッシュして家具に激突
1人運動会、しかも壁ドン付き。なぜ今!?
平和な午後のリビング、突然「ビュンッ!」と猫ロケット発射!
理由もなく全力疾走し、時には壁や家具に激突することも。
この「ズーミーズ」と呼ばれる行動は、エネルギー発散と狩猟本能の表れで猫には大切な時間なんです。
「水飲み」の強すぎるこだわり
「出せ」と言わんばかりに蛇口を見上げて鳴く。
専用のきれいな水を用意しても「それじゃない」と主張し、グラスの水や流れる蛇口の水に執着する猫さま。
これは野生の名残で「流れる水のほうが新鮮で安全」という本能が働いているからです。
でも単に「飼い主と同じものがいい」という甘えん坊な一面かもしれませんね。
紙袋・箱には確実に入る
入らずにはいられない。「そのサイズで!?」な無理くりフィットも。
段ボールのように狭くて囲まれた場所は、猫さまにとって落ち着く隠れ家です。
こういう場所を好むのは、先祖が単独で狩りをしていた頃の名残と考えられます。
小さすぎる箱に「入れるもん!」と無理やり入ろうとするのは「自分のサイズ感」に対する強い自信の表れかもしれません。
脱いだ服の上で爆睡

「それ、まだ温もりあるやつやん…」ってとこ狙ってくる。
「洗濯しよう」と思った矢先、すでに脱ぎたての服の上で丸まっている猫さま。
飼い主の匂いは安心のサイン、まさに「推しのにおい」を嗅いでる状態です。
とくに黒い服や毛糸のセーターは猫磁石!でもあまりの幸せそうな寝顔に「少しだけなら」と許してしまいます。
靴下やティッシュを誇らしげに運ぶ
こっちは「やめてー!」だけど、本猫はドヤ顔。ありがとう…うん…
これは狩りの成果を見せる行動かもしれません。
「見て!捕まえたよ!」という猫なりのプレゼントです。
怒る気持ちとかわいさに負ける気持ちの間で揺れ動く、飼い主の複雑な心境…まあ、許すんですけどね。
真顔であくび

ジッと見てきたかと思えば、無言で大あくび。
口を大きく開けた「あくびフェイス」がとにかく可愛くて、思わず写真を撮りたくなりますよね。
猫のあくびはリラックスのサインであり、時には「ちょっと気まずいから」というごまかしのこともあるとか。
また、寝起きの目覚ましとしてのあくびは目を閉じていて、緊張をやわらげるためのあくびは目を開いていることが多いようです。
まとめ

理解不能な行動の数々、予測できない反応、でもときどき見せる無条件の愛情表現…。
猫との暮らしは、毎日が新鮮で、時に困らされ、でも何より「かわいい」の連続!
不思議な行動の裏には、実は野生の名残や愛情表現が隠れていることも多いんです。
猫との毎日に感謝!猫さまは今日も天使です…たぶん♪