ChatGPTが描いてくれたうちの子たちです！
生成AIの進化により、誰でも簡単にイラストを作成できるようになった今日この頃。
自分の飼い猫を擬人化して、オリジナルイラストを描きたい！と考える人も増えています。
ChatGPTに写真を与えて「擬人化して」と指示するだけでも画像を作ってくれますが、もっとオリジナリティのあることをやってみたくありませんか？
この記事では、ChatGPTを活用して猫擬人化イラストを作成する方法を、具体的なプロンプト例と実際の出力とともに解説していきます。
ChatGPTとは？
生成AIのChatGPTは、2025年4月現在、GPT-4oというモデルで画像生成ができます。
制限はあるものの無料プランでも利用でき、写真や特徴を伝えることでオリジナリティあふれる擬人化キャラクターを作り出すことが可能です。
手軽さとカスタマイズ性を兼ね備えており、初心者でも簡単に使えます。
猫擬人化イラストの描き方【実践編】
ここからは、実際に猫擬人化イラストを作成する手順を紹介していきます。
猫の写真を用意しよう
冒頭のイラストは、この写真をもとにしました。
（背景は消してあります）
まずは、猫の特徴をしっかり捉えた写真を用意しましょう。
AIに正確に理解してもらうためには、猫の特徴がはっきりと分かる高画質な写真が必須です。
- できるだけ高画質なものを選ぶ
- 顔や全身がしっかり写っている
- 明るい場所・自然な表情
- アングル違いで複数枚用意するとベスト
猫の特徴を整理しよう
毛色・目の色・体型など、猫の外見的な特徴を細かく把握しておきましょう。
性格や仕草も擬人化デザインに影響するため、普段の様子を思い出しながらメモしておくと役立ちます。
擬人化する方向性を決めよう
猫をどのような人物像に擬人化するか、事前にイメージを固めましょう。
少女風・少年風・大人びたキャラ・ファンタジー系など、方向性を決めておくとプロンプト作成が楽です。
衣装や世界観のイメージまで考えると、作品に一貫性が生まれます。
プロンプトを作成しよう
整理した特徴と擬人化のイメージを組み合わせて、プロンプト（指示文）を作成します。
ChatGPTでは、写真の特徴を具体的に説明し、さらに性格やポーズ、衣装まで細かく指示すると精度が上がります。
すぐ使える！猫擬人化プロンプト例
ここでは、猫擬人化プロンプト例と、実際の出力イラストを紹介します。
プロンプトの質が上がると、生成されるイラストの完成度もぐっと高まりますよ！
プロンプトの基本構成
① 写真＋② 特徴＋③ 性格＋④ ポーズ＋⑤ 衣装＋⑥背景
をセットで伝えると、精度の高いイラスト生成ができます。
「この猫の写真をもとに、〇〇な雰囲気の擬人化イラストを描いてください。特徴は、◯色の毛、△色の目、□□の体型です。性格は××で、ポーズは▽▽な感じがいいです。衣装は◇◇風、背景は◇◇のイメージでお願いします。」
ふわふわ白猫×少女キャラクター
白くふわふわした長毛の猫をもとに、10代半ばの少女キャラクターに擬人化。
特徴は真っ白な毛並み、大きな青い目、細めの体型で、性格はシャイでおとなしいイメージ。
フリル付きの白いワンピースを着た、春の花畑を背景にしたイラストを目指します。
この白くふわふわした長毛の猫の写真をもとに、10代半ばくらいの少女に擬人化してください。
特徴は、真っ白な毛並み、大きな青い目、細めの体型です。
性格は少しシャイでおとなしいイメージです。
ポーズは手を胸元で控えめに組んでいる感じにしてください。
衣装はフリルのついた白いワンピース、柔らかい雰囲気でお願いします。
背景は春の花畑の中、淡いパステルカラーでまとめてください。
実際にChatGPT GPT-4oで出力したのが
こちら↓↓↓
参考：英語プロンプト例
Using this photo of a sleek black short-haired cat, create a humanoid illustration of a young teenage boy.
Key features: shiny black fur, sharp yellow eyes, solid body build.
Personality: energetic and curious.
Pose: jumping in the air or raising one hand in an energetic pose.
Outfit: casual hoodie and jeans, with a lively atmosphere.
Background: an open grassy field under a bright blue sky.
元気な黒猫×少年キャラクター
ツヤのある黒猫をモデルに、10代前半の少年キャラクターに擬人化。
特徴は黒い毛並み、鋭い黄色い目、しっかりした体型で、性格は元気で好奇心旺盛。
カジュアルなパーカーとデニム姿で、青空の下をジャンプするシーンを表現します。
このツヤのある黒猫の写真をもとに、10代前半の少年キャラクターに擬人化してください。
特徴は、真っ黒な毛、鋭い黄色い目、しっかりした体型です。
性格は元気で好奇心旺盛なイメージです。
ポーズはジャンプしているところか、片手を上げて元気よくポーズを取っている感じでお願いします。
衣装はカジュアルなパーカーとデニム、元気な雰囲気でまとめてください。
背景は青空の下の草原でお願いします。
実際にChatGPT GPT-4oで出力したのが
こちら↓↓↓
参考：英語プロンプト例
Using this photo of a sleek black short-haired cat, create a humanoid illustration of a young teenage boy.
Key features: shiny black fur, sharp yellow eyes, solid body build.
Personality: energetic and curious.
Pose: jumping in the air or raising one hand in an energetic pose.
Outfit: casual hoodie and jeans, with a lively atmosphere.
Background: an open grassy field under a bright blue sky.
ミステリアスなシャム猫×魔法使いキャラクター
シャム猫の特徴を活かして、20代前半のミステリアスな魔法使い風キャラクターに擬人化。
クリーム色と濃いポイントカラーの毛並み、大きな青い目、スリムな体型がポイント。
ダークカラーのローブをまとい、夜空の図書館を背景にした幻想的なイメージで仕上げます。
このシャム猫の写真をもとに、20代前半くらいのミステリアスな魔法使い風のキャラクターに擬人化してください。
特徴は、クリーム色の体毛と、耳・顔・足・尻尾に濃い色のポイントがある毛並み、大きな青い瞳、スリムな体型です。
性格は知的でミステリアスなイメージ。
ポーズは、杖を持ち、少しこちらを見下ろすようなポーズでお願いします。
衣装は、ダークカラー（黒・濃紺）の魔導士ローブに、シルバーのアクセントを加えてください。
背景は夜空に浮かぶ古い図書館、魔法が漂っているような幻想的な雰囲気でお願いします。
実際にChatGPT GPT-4oで出力したのが
こちら↓↓↓
（見上げてるし図書館どっか行きましたが、こういうこともあります。笑）
参考：英語プロンプト例
Using this photo of a Siamese cat, please create a humanoid illustration of a mysterious wizard character in their early twenties.
Key features: cream-colored fur with darker points on the ears, face, legs, and tail; large glowing blue eyes; slender body type.
Personality: intelligent and mysterious.
Pose: holding a staff, slightly looking down with a confident gaze.
Outfit: dark-colored mage robes (black or deep navy) with silver accents.
Background: an ancient library floating under the night sky, with a magical and fantastical atmosphere.
イラスト生成後のブラッシュアップ
生成されたイラストをより好みのものに仕上げるには、AIに指示して細かな調整を加えましょう。
この段階では、具体的な修正点を明確に伝えることがポイントです。
表情・ポーズ・衣装をさらに細かく調整
- 「もう少し優しい笑顔にしてください」
- 「もっと自信に満ちた堂々としたポーズにしてください」
- 「衣装の色をもっと猫の毛色に近い茶色にしてください」
- 「猫耳をもう少し大きく」
- 「尻尾をふわふわにしてほしい」 など
一度に多くの変更を求めるよりも、一つか二つの要素に絞って調整を依頼する方が、AIは意図を理解しやすくなります。
背景設定や小物追加で世界観を広げる
- 「キャラクターの後ろに本棚のある図書室の背景を追加してください」
- 「手に魔法の杖を持たせてください」
- 「猫のときに好きだったおもちゃを小物として持たせて」 など
キャラクターデザインに満足したら、背景や小物を追加すると世界観がさらに広がります。
キャラクターの性格や設定をさらに強調する役割にもなるので、統一感のあるデザインを心がけましょう。
生成AIイラスト利用時の注意点
生成AIで作成したイラストには、著作権や商用利用に関するルールがあります。
利用規約を必ず確認し、特に販売目的の場合はライセンスに注意しましょう。
また、自作イラストであることを強調するために、加工や編集を加えるのも一つの方法です。
まとめ：愛猫キャラを生成AIで楽しく描こう
実際にAIが描いたイラスト、いかがだったでしょうか。
ChatGPTを活用すれば、絵に自信がない人でも簡単に愛猫を擬人化できます。
写真と特徴をもとに、世界にたった一つ、あなただけの素敵な愛猫イラストを完成させてくださいね。